みなさんは、西本 聖(にしもと たかし)という元プロ野球選手をご存じだろうか?
1970年代後半から1990年代前半にかけて、主にジャイアンツでの活躍が記憶に残るピッチャーだったのですが、現在は何をされているのだろうと気になり、ちょっと調べてみました。
プロフィール・経歴、あまりにも有名な切れのあるシュートについて、足を高く上げる投球フォームについて、ライバル 江川 卓氏との事について(定岡 正二氏も)、現在について、最後にと書いてみたいと思います。
出典:西本聖オフィシャルサイト
プロフィール・経歴
西本 聖(にしもと たかし)
生年月日 :1956年6月27日 出身地:愛媛県松山市 身長:176cm 体重:81kg
出身校:愛媛県立松山商業高等学校
1975年 ドラフト外で読売巨人軍入団。1977年 大洋ホエールズから初勝利。1981年 沢村賞。1985年 1980年から6年連続2ケタ勝利をあげ、1979年から7年連続ダイヤモンドグラブ賞を受賞、ドラフト外史上3人目の100勝達成。1988年 中日ドラゴンズへ移籍、1990年 ドラフト外史上初の150勝達成。1991年 椎間板ヘルニア除去手術を受け、成功。1992年 オリックスブルーウェーブへ移籍。1994年 長嶋監督のもとでのプレーを熱望し、再びテスト生として巨人軍へ入団。1軍のマウンドに立つことなく、同年引退。その後、解説者や阪神、千葉ロッテ、オリックス、韓国ハンファイーグルスのコーチに就任。
通算 165勝128敗17セーブ 防御率3.20
6年連続の2ケタ勝利は素晴らしいですが、7年連続ダイヤモンドグラブ賞も素晴らしいですね。守備がうまかったって事ですね。
あまりにも有名な切れのあるシュートについて
当時の長嶋監督は、西本のシュートを「このシュートは天下一品のシュートだ。これだけで勝てる」と絶賛したらしいです。
球速より変化量と切れ味を重視しており、好調時は、アウトコースからインコースぎりぎりに曲がるので、他チームの指導者は右打者に対し、「西本が真ん中から中寄りに投げてきたら絶対に振るな(空振りに終わる)」と指導していたとの事。
確かにあの頃の西本投手の胸元をえぐるようなといわれたシュートは、相手チームには脅威だったんだと思います。
足を高く上げる投球フォームについて
村田兆治投手のマサカリ投法とは違うし、こんなに高く足を上げる投球フォームは、ほかに見たことがない気がします。おまけに西本投手の足を上げるフォームは、かっこいいのです。二度とこのようなフォームには出会えないかもしれません。
ライバル 江川卓氏との事は。。。(定岡正二氏も) 次のページで